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伊方原発の再稼働で心配される地震被害!? [放射能]

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2016年8月12日、ついに四国の愛媛県にある
伊方原発の3号機が再稼働しました。

4月の熊本地震以来、中央構造線に近い伊方原発に
不安を感じている人は多いと思います。

伊方原発の再稼働で今後の地震被害はどうなるのか、
地域の住民だけでなく瀬戸内海で暮らす人々の
大きな関心事になっているのではないでしょうか。

テレビではリオオリンピックでの日本のメダルラッシュに
湧いているさなかの伊方原発の再稼働でした。

国民の関心を原発から遠ざけるため戦略かと
疑いたくなるような再稼働に思われます。


伊方原発の再稼働のニュースもリオオリンピックの
話題でかき消されているようです。


一部のニュースでは伊方原発再稼働の課題として、
伊方原発の沖合を通る中央構造線断層帯を震源にした
地震に対する問題をあげていました。


もしこの中央構造線を震源にした地震が起きた場合、
熊本地震のような大きなものになる可能性があります。

伊方原発は愛媛県の西に細長く伸びる
角のような半島の付け根にあります。


ここで震度7クラスの地震が起きた場合、
半島に暮らす住民の逃げ道がなくなり
孤立するおそれがあるということです。


原発事故の怖さは放射能が拡散されることです。

目に見えない放射能は風向きにより
降り注ぐ場所が変わります。

事故後すぐに風向きから放射能がどのように
拡散していくかを予測しなければなりません。


そして放射能が届かない場所へ
ただちに避難する必要があります。

陸路が充実している場所でも判断は難しいと思います。


伊方原発の場合は特殊な事情で海路でしか
避難できない恐れがあります。

最悪の場合を想定した避難計画は万全と
言えない現実があるようです。

震度7クラスの地震では国も自治体も
情報収集に追われてすぐに動くことができません。

全てが後手後手に回り、住民は置き去りにされる
なんてことにもなりかねません。


ましてや今回再稼働した伊方原発の3号機は
MOX燃料を使っています。

MOX燃料とはプルトニウムとウランの混合体のことで、
このMOX燃料が16体も使われているということです。

プルトニウムは一部では最も毒性が強いと
言われている放射性物質です。

もし伊方原発が地震により事故を起こせば
プルトニウムも放出されるとことでしょう。

風向きによっては四国や中国地方が
放射能で汚染される心配があります。

大地だけでなく美しい瀬戸内海も
汚染されてしまうかもしれません。

すべては仮想想定でしかありませんが
これまでの現実から考えると可能性は
高いと思わざるをえません。

熊本地震がなければ伊方原発のことも
そんなに意識しなかったことでしょう。


熊本地震があって、さらに南海地震の可能性も
高くなったのではないでしょうか。


そんな中での伊方原発の再稼働です。

地域の住民や自治体がなぜ再稼働を許したのか
個人的にはとても不思議なことです。


先に再稼働した川内原発も伊方原発も
中央構造線断層帯の直ぐそばにあります。

日本で唯一稼働している原発がそこにあるのは
いったいどういうことなのか理解に苦しむのは私だけ?





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